接吻の様な 乳白色の霧の奥のレイヤーの 碧く濁った穴を見上げていた とっても好きな碧だあれは多分 太陽なんじゃないかしらごきげんよう まばたきしたその隙にさようなら 猥褻な霧に少しずつ埋もれて行く 遠く接吻の後に 大きい音を立ててやってきたら 濡れた体を翻せごきげんよう 眼を開けずにいたいのささようなら 指先から次第に青い砂に変わるこんにちは 今一つの樹のようにさようなら ここから動けないのだどうぞ行っておくれ 遠く
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